鈴鹿アンリミテッドFC
今年の2月、JFLに所属する鈴鹿アンリミテッドFCが名称変更を行い、「鈴鹿ポイントゲッターズ」となりました。
鈴鹿アンリミテッドFCは、J3の一つ下にあるJFLのカテゴリーにて活動しているサッカーチームでした。 JFLといえば、昨シーズンJ3に昇格を決めたFC今治やHonda FC、ソニー仙台、ホンダロック、FCマルヤス岡崎、奈良クラブなど、天皇杯で目にする名前が揃います。
名称変更
その鈴鹿アンリミテッドFCが突然びっくりするような名前のチームになりました。 エンブレムも凄いです。正方形の上下にチェッカー柄を置き、「中央に大きく「ポ」と「P」、「G」と「ゲ」の合字2文字を配した新エンブレム」です。鈴鹿アンリミテッド時代にも、「お嬢様聖水」というスポンサーのロゴを付け、とてもインパクトがありましたが(そういえば「カニトップ」どうなったんでしょうか)、チーム名変更ですからビックリです。何しろ、正直言ってアレな感じだと思います。選手やサポーターがチーム名を名乗る時、やっぱアレだと思います。詳しい記事もこちらにあります。
名称変更の経緯
“2020年(令和2年)1月、メディア事業とコンサルティング営業を展開し、ポイントサイト「アメフリ」を運営するエムフロとの間でネーミングスポンサー契約を締結し、「あなたのポイントがクラブを強くする」をキャッチコピーに、ファン・サポーターが稼いだポイントがクラブの運営費に還元される「ポイントサポータークラブ」として運営することを明らかにする”
とのこと。まず、「ファン・サポーターが稼いだポイントがクラブの運営費に還元される」の意味があまりよくわからないため、調べてみました。私の理解力のせいか、色んなサイトを行ったり来たりして15分から20分位かけてようやく理解しました。
どうやら、①鈴鹿ポイントゲッターズのサイトはスポンサーであるエムフロの運営する「アメフリ」と同じような仕組みがあり、登録の上アンケートに答えるなどすると、ポイントがもらえる②そのポイントを好きな選手にあげて応援できる
こんな感じみたいです。もっと仕組みをわかるようにしてあげたほうがいいかなと私は思います。
選手の感想
そしてチームのサイトを見てみました。外国人選手もいますし、キローラン木鈴選手は聞いたことのある名前です。そこで、気になったところがあります。各選手のプロフィールの「新チーム名に一言」という欄です。まとめてみました。
GK | 1 | 月成大輝 | びっくり!! | MF | 13 | 斎藤 翔太 | 斬新 |
23 | 岩脇 力哉 | 反響がすごい!サッカーではポイントゲットされないようにする! | 14 | 蓮沼 翔太 | 友人からたくさんLINEが来ました(笑) | ||
30 | セルヒオ アレナス | クラブのためであり、自分たちにもメリットがあると思う | 18 | 佐藤 和馬 | 鬼ダサさ | ||
31 | 高宮 大輔 | クセが強い | 19 | 海口 彦太 | ナイスポイント! | ||
DF | 2 | 原 広樹 | ダサかわいい | 21 | 山内 健史 | ユニーク | |
3 | 川里 光太郎 | 斬新 | 25 | 出岡 大輝 | 反響がすごい | ||
4 | キローラン 木鈴 | いいんじゃない | 27 | 大音 右京 | 斬新で良い! | ||
17 | 佐藤 昂洋 | 新しい、びっくりした | 28 | 小澤 司 | 近未来 | ||
20 | 中村 俊貴 | 覚えやすい | 32 | 紀藤 隆翔 | 印象に残るしいいと思う | ||
22 | 中村 侑人 | ポイントゲットだぜ! | FW | 7 | エフライン リンタロウ | 大好き | |
24 | 多田 将希 | クセがあると思いましたが、気に入っています! | 9 | 藤沢 ネット | おもしろい | ||
26 | 今井 那生 | びっくりした | 11 | 遠藤 純輝 | うん。 | ||
34 | 野口 遼太 | ダサい | 15 | 菊島 卓 | いいと思います | ||
MF | 6 | 藤田 浩平 | クセがすごい | 16 | 小口 大司 | ダサいのがかっこいい!みたいな… | |
8 | 八久保 颯 | 良いと思う | 監督 | ミラグロス マルティネス |
スポンサー面など良い部分は多くあると思う。 ただ、自分たちはスポーツ面で集中したい。 |
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10 | 和田 篤紀 | 良いね |
なんというか、チーム名の印象と、結果注目を集めていることと、スポンサーへの思いとが入り混じった複雑な印象を感じ取れます。含蓄あるコメントが並びます。個人的には岩脇選手のコメントが好きです。 今回の名称変更は、エムフロとの間でネーミングスポンサー契約を締結したことによるものです。繰り返しますが、ネーミングスポンサーなのでスポンサーとの契約が満了した場合は、再度変更なのでしょうか。
とはいえ、選手一覧とその他コメント、写真、チームのプレスリリースなどをみると、Jリーグを目指すチームの選手としてしっかり取り組んでいることがわかります。最後に気になること
この文章を書きながらいつの間にか「鈴鹿ポイントゲッターズ」という名前がしっくり来始めています。「ひょっとしたらかっこいいんじゃないか?」とも思い始めています。今後のリーグ成績や天皇杯での成績をウォッチしてみたいと思います。
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