ブルームバーグが「DAZNはアジアでのUEFAの放映権ビジネスから撤退を模索」と報道

フィナンシャル・タイムズに続いてブルームバーグからもDAZNに関する報道

前回投稿の記事で触れたフィナンシャル・タイムズに続いて、7/28にはブルームバーグからもDAZNに関する記事が掲載されました。

DAZN Streaming Service Seeks Exit From UEFA Asia Rights Deal

DAZN, the sports streaming company owned by billionaire Len Blavatnik, is seeking an early exit from its contract to broadcast UEFA Champions League soccer in Asia, citing the Covid-19 pandemic and big changes to the schedule, according to people familiar with the situation.

In the past few days, the company has told UEFA and its marketing affiliate TEAM that it wants to terminate the money-losing contract before its expiration in mid-2021, saying Covid-19 has shrunk and rearranged matches, which are now being played in Portugal without fans, said the people, who asked not to be identified because the discussions are private.

UEFA is gearing up for the final stages of this season’s Champions League and Europa League in August, after being forced to suspend games during the lockdown period and beyond in Europe. Both UEFA and the streaming service declined to comment.

DAZN, pronounced “da zone,” has held the rights to Europe’s top soccer competition for the past two seasons in a large part of Southeast Asia, including Thailand, without a service to broadcast on. It has been distributed via Facebook, YouTube and Goal.com.

“We know DAZN has been feeling the pressure on its business from the impact of Covid-19 on sporting events,” said Richard Broughton of Ampere Analysis. “It would be prudent in the circumstances for any company in its position to look for surplus expenditure to trim, with a view to focusing on the core areas of the business — rather than doubling down in peripheral markets.”

This Season

DAZN, which also has rights to UEFA’s top soccer in Germany, Austria, Switzerland and Canada, hopes to provide some sort of continuity for the rest of this season. It has offered to broadcast matches on current services, but is seeking to pay less. The streaming service recently pulled out of broadcasting Serie A, the Italian soccer league, in Brazil, and it’s also in discussions to sell a stake in Goal.com, one of the people said.

James Rushton recently took over as acting chief executive officer of DAZN. He and Chairman John Skipper are evaluating which markets they want to build on and which to cut back, according to the people. The company recently increased its foothold in Germany by gaining more matches in the Bundesliga, the most-watched sport in that country.

Broughton says the annual rights costs for the company total around $1.5 billion.

DAZNのストリーミングサービスがアジアでのUEFAの放映権ビジネスから撤退を模索

状況に詳しい筋によると、Covid19の観戦とスケジュールの変更もあり、大富豪のレン・ブラヴァトニク氏の保有するDAZNが、アジアでのチャンピオンリーグ放映の契約を早期解約するしようとしている。

交渉は内々に行われていることから、匿名を条件としてそれらの筋が言うに、ここ数日、DAZNは、Covid19により大会の縮小や変更となってしまい、今はポルトガルでは無観客で試合が行われているが、UEFAとそのマーケティングで提携するTEAMに対し、2021年の期限の前に、赤字となっている当該契約を終了したいと話している。
UEFAは、ヨーロッパにおけるロックダウン期間の間とその後も中断を余儀なくされた、8月に開催する今シーズンのチャンピオンリーグとヨーロッパリーグのファイナルステージのための準備をしている。
DAZNは「ダゾーン」と発音するが、放送によるサービスはなく、タイなど東南アジアの大部分で、過去2年間ヨーロッパのトップのサッカー大会の放映権を保有する。DAZNはFacebook、YouTube、Goal.comで配信してきた。
アンペア アナルシスのリチャードブロートンによると、「DAZNはCovid19がスポーツイベントに与えるインパクトに起因してビジネスが圧力されていると感じていることを我々は知っている」。そのような状況に置かれたどんな会社でも、あまり重要でない市場で一か八かの賭けをするより、ビジネスのコアエリアに集中し、削減するべき余計な支出を削ぎ落とすことは賢明と言えるだろう。
DAZNは、ドイツ、オーストリア、スイス、そしてカナダでサッカーのトップリーグでの放映権も持っているが、残りのシーズンにおいてなんとか継続することを希望している。DAZNは現在のサービスで、試合を放映することを申し入れているが、契約金額を下げようとしている。
最近、DAZNはブラジルにおいてイタリアのサッカーリーグセリエAの放送から撤退した。そして、先ほどの筋の一人が言うに、Goal.comの株の売却交渉中であるとのことである。
ジェームズ ラッシュトンは、最近DAZNの臨時のCEOを引き受けた。彼と、チェアマンであるジョーンスキッパーはどのマーケットを積み増して、どのマーケットを切り落とすか評価を行なっていると言われている。DAZNは、最近、ドイツで最も視聴されているブンデスリーガの試合をさらに仕入れ、最近ドイツにおける足掛かりを増やした。
ブラウトンによると、年間放映権は15億ドルであると言う。

所見

ひょっとすると、「日本のDAZNでチャンピオン・リーグが見られなくなるのでは」と思いましたが、若干事情は違うのかもしれません。
「アジア」でのサービスに日本が含まれるかどうかが重要ですが、直接日本に関する言及はないものの、あくまでも放送によるサービス提供に至っていない「アジア」にてチャンピオン・リーグの放映権の契約解除に向かっているのかなという印象です。
しかしながらこの状況を考えると、日本におけるDAZNからJリーグへの放映権料も値下げの要請が来ていてもおかしくありません(普通に考えればそうだと思います)。

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